ツシマヤマネコ「つしまる」死亡のお知らせ

September.29th.2020(Tue)

2020年9月25日(金)に九十九島動植物園で飼育していたツシマヤマネコの「つしまる」が死亡しましたので、お知らせいたします。

 

〇死亡個体
【愛   称】つしまる(オス)
【血統登録番号】No.36
【年   齢】15才4ヵ月(2005年5月3日生まれ)
【出生場所】福岡市動物園
【来 園 日】2013年12月13日
【死亡確認】2020年9月25日(金)17:00頃
【死亡原因】専門機関にて調査中 

 

〇経  緯(概略)
慢性腎不全の傾向が見られたため、2018年11月末より療法食を開始。
2020年8月中旬頃より餌の食べ残しが見られ始める。
2020年9月初旬以降、食欲不振が見られたため、精密検査を行う。
細菌性膀胱炎および腎不全の悪化を疑い、膀胱炎治療のための抗生剤の投与、慢性腎不全の治療のための補液、投薬を開始。
2020年9月8日以降、展示を中止し、室内での管理・治療を開始。
2020年9月20日以降、徐々に採食量が増加傾向を示す。
2020年9月25日17:00頃、巣箱内で死亡しているところを飼育員が発見。

 

 〇飼育個体数(今回の死亡個体を除く)
九十九島動植物園の飼育個体数:5頭(オス2頭、メス3頭)
国内の飼育個体数:9施設27頭(オス14頭、メス13頭)※令和2年9月29日現在

 

 〇ツシマヤマネコの保護増殖事業について
西海国立公園九十九島動植物園では、ツシマヤマネコの保護増殖事業・生息域外保全に2010年から参画し、飼育下繁殖・展示および普及啓発に取り組んできました。2014年と2017年に繁殖例があり、今回死亡した「つしまる」は、2014年の繁殖時の父親となります。繁殖後は、展示個体としてツシマヤマネコの現状や野性味ある姿、愛らしさなどを、多くの来園者に伝え、普及啓発にも活躍しました。当園は、これまで以上に健康管理を徹底するとともに、今後もツシマヤマネコの保護増殖事業・生息域外保全に努めていきます。なお、展示個体が死亡したことで、当園のツシマヤマネコの展示は当面中止し、アムールヤマネコのみの展示となります。